皆さんこんにちは。
今日は午後から随分と暖かくなりました。
久しぶりの暖かい天候に、皆ちょっとだけ体の緊張がほぐれたようです。
写真にあるのは雪像の雪積み作業の様子です。
家庭学校では、毎年2月の中旬に雪像展を行います。
雪が多く、また冷え込みの激しいこの地方ならではの素敵な行事だと思います。
雪像は、寮単位ではなく、生徒一人ずつが作品を作ります。
2㍍×2㍍の雪の立方体をつくり、そこからそれぞれオリジナルの雪像を作っていきます。
積んでいく雪の量から考えると、これはかなり大変な作業です。
まして、一人一体の像を造っていく訳ですから、相当な知力と体力、気力が要求されます。
それでも、ここまで力を入れて作品を造っていく中で、生徒は様々な工夫をしたり、他の生徒に刺激をされて、さらに頑張ったりと様々な学びを経験します。
写真のように、コンパネで枠をつくり、そこに雪を投げ込んでは、生徒が上から踏んでいきます。
積み込んだ雪を上からギュッと踏み込むと、立派な雪のブロックの出来上がりです。
右側の写真は木枠で囲んだ雪の上に生徒が乗っかり、踏み込んでいる様子です。
一晩おいておくと、寒さのお陰でブロックがギュッと固まります。
全員で協力しながら、寮生全員のブロックを一つひとつ造りあげていました。