2011年4月25日月曜日

散髪奉仕(月曜会)


今日は午前中、散髪がありました。遠軽理容組合の有志からなる月曜会の皆さんには、昭和52年より生徒の散髪をして頂いており、その歳月は今年で33年目を迎えています。本当に有り難く思うばかりです。今日も教室に並べられた理容椅子(ご好意で中古を頂いたもの)で生徒たちの髪はサッパリとなりました。カミソリで顔そりもして頂き、まさに一皮むけた様子。当たり前の事を当たり前にして頂ける有り難さ、こうやって人は身なりを整えていくという事を、生徒に感じてもらいた。切にそう願います。

2011年4月24日日曜日

4月24日 イースター礼拝


4月24日はイースター(復活祭)です。家庭学校でも礼拝を行った後、女子職員手作りのイースターエッグが全生徒・職員に配られました。今、日本は大きな災難からのまさに復活のときです。そして、私たちもいろいろな苦難や失敗から立ち上がりたい、そんな願いの中、礼拝は終えられました。

2011年4月18日月曜日

作業班


ご無沙汰しておりました。皆さんこんにちは。早春の花が何種類か咲いています。
本年度の作業班が今日の午後に始動しました。無断外出など、落ち着かない年度始まりだったため、予定より遅い開始となりました。今年度は山林、蔬菜1、2班、園芸、酪農があります。生徒たちはそれぞれの班に分かれ、それぞれの作業をします。
写真は、作業前の整列です。新年度から作業主任となった楠が点呼後、作業学習の意義と心得を述べ、各班の作業を開始しました。

2011年4月10日日曜日

無断外出

昨日、昼食後のことです。家庭学校の生徒数名が職員に無断で校外に飛び出しました。
 家庭学校は、解放施設です。塀もなく、施錠もしません。その気になれば、生徒はいつでも隙を見て校門の外へ出ることができます。といっても、もちろん、それが許されているわけではありません。逃走とみなされます。無断外出です。
 職員は生徒の人数が足りないことに気付き、すぐに捜索に出ました。夜になってもなかなか見つかりませんでしたが、家庭学校から車で30分程のところで発見されました。しかし、保護するに至らず、望の岡分校の先生方も加わり深夜まで捜索が続きました。
 結局、紋別市の警察から保護されたとの電話が入り、全員の無事が確認されました。星のきれいな夜でした。昼間は春の陽気で暖かくなっていますが、夜は放射冷却現象でぐっと冷え込みました。行くあてもなくなり自ら家庭学校に連絡を求めたようです。
 生徒の無断外出中にいろいろとご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。お詫びを申し上げます。

2011年4月8日金曜日

4月5日平和山登山


北海道家庭学校のほぼ中心に位置する平和山。その山頂には留岡幸助先生とご子息で4代校長であった留岡清男先生、その両先生の記念碑があります。1934年2月5日に幸助先生がお亡くなりになられた事から、毎月5日の早朝に私たちは片道30分程のの山道を登り、礼拝を行います。まだ雪の残る登山道、冬の名残と春の気配の中で4月の平和山登山は行われました。

2011年4月4日月曜日

春の足音




 春の足音が聞こえてきます。まだまだ、地面には雪がたくさん残っていますが、給食棟から自宅に戻る途中の道で福寿草がつぼみをつけているのを見つけました。早いところではチューリップも土の上に葉を出しています。畑作業も始まっています。ビニールハウスにシートを張っています。ハウス資材はとても高価で、うまく使わなければ野菜を店から買った方が安いのではないか、という結果になりかねません。収量が上がらない年もありましたが、議論を重ねてやはりできるだけ多くの野菜を自分たちの手で収穫し、そのためにはこの地ではビニールハウスが必要ということになりました。今年はおいしい野菜がどれだけ採れるでしょうか。

2011年4月1日金曜日

新年度です


 春はもう、そこまできています。ところによっては地面を覆う雪も溶け、土や草がすっかり見えています。
 新しい年度が明け、生徒、職員に新しい仲間が増えました。
 日本全体で見ると大きな課題を持ち越した重苦しい年度明けでもありますが、北海道家庭学校では多少の人事異動があった以外には昨日と今日とで大きく変わることはありません。年度を通してみれば、100周年に向けた事業が本格的に始動します。
 本年度も生徒指導、環境整備、農作業等に追われる毎日になると思われますが、皆様方には、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。